makeのインストール
makeのインストール方法を解説します。aptコマンドを使って、makeをインストールします。sudoを使って管理者権限で実行します。
sudo apt install -y make
makeの主な用途
makeは、主な用途として、C言語のソースファイルをコンパイルするときに、ソースファイルの依存関係を調べて、再コンパイルが必要なソースファイルだけをコンパイルするためのツールです。
また、makeのサブコマンド(本当はサブコマンドという名前ではない)「make test」や「make install」などを作って、一連のシェルコマンドやプログラムを実行できます。
makeは、CPANからPerlのモジュールをインストールするときにも必要となります。C言語ソースコードを含んでいるXSモジュールの場合は、もちろん必要ですが、C言語ソースコードを含んでいないモジュールでも、多くの場合は必要です。
多くの場合はというのは、ExtUtils::MakeMakerが使われている場合のことです。Module::BuildやModule::Build::Tinyが使われている場合はいらない。
以下のような手順を実行するだけで、モジュールをコンパイルして、ファイルをディレクトリに配置、テストを行って、インストールするということができます。
make make test make install
これがCPANモジュールのインストールにおいて行われています。