WebフレームワークMojoliciousのインストールとWebアプリケーションの実行方法
WebフレームワークMojoliciousのインストールとWebアプリケーションの実行方法について解説します。Ubuntuサーバー構築入門では、Perl Webシステム開発を行うための、環境構築を行う上で、最低限必要な知識を公開します。
Webフレームワーク Mojoliciousをインストールする前提
WebフレームワークMojoliciousをインストールする前提として、ユーザーPerlとcpanmがインストールされている必要があります。
Webフレームワーク Mojoliciousのインストール
Webフレームワーク Mojoliciousをインストールしましょう。
cpanm Mojolicious
Mojoliciousがインストールされたことの確認しましょう。エラーが起こらなければ大丈夫です。
perl -e 'use Mojolicious'
一番小さなMojoliciousアプリケーション
Mojoliciousアプリケーションを作成しましょう。
次のMojoliciousのプログラムを「myapp.pl」という名前で保存しましょう。
use Mojolicious::Lite; get '/' => {text => 'Hello World!'}; app->start;
開発環境用でWebアプリケーションを起動
morbo(モーボ)コマンドを使うと、Webアプリケーションが開発環境で起動します。
morbo myapp.pl
3000番ポートでWebアプリケーションが起動します。
Web application available at http://127.0.0.1:3000
127.0.0.1は、ローカルサーバーのアドレスです。この部分を、あなたのサーバーのIPアドレスに変えてブラウザからアクセスしてみましょう。
VPSやクラウドサーバで、3000番ポートが開いていない場合は、アクセスできないので、3000番ポートを許可してください。
以下の例は、サーバーのIPアドレスが「59.105.185.197」の例です。
http://59.105.185.197:3000
画面に「Hello World!」と表示されれば、成功です。
本番環境用でWebアプリケーションを起動
次に本番環境用で、Webアプリケーションを起動してみましょう。hypnotoad(ハイフノトード)コマンドを使うと、Webアプリケーションが本番環境用で起動します。
hypnotoad myapp.pl
8080番ポートでWebアプリケーションが起動します。
Web application available at http://127.0.0.1:8080
再起動するときは、もう一度実行します。
hypnotoad myapp.pl
停止するときは「--stop」オプションを使用します。
hypnotoad --stop myapp.pl
Mojoliciousアプリをリバースプロキシから接続する
本番環境では、hypnotoadで起動したWebアプリケーションを、ApacheなどのWebサーバーからリバースプロキシで接続します。
この手順については、以下を参考にしてください。