ロケールの確認と変更 - localectlコマンド
ロケールの確認と変更は、localectlコマンドで行えます。ロケールは、ロケール対応のソフトウェアがあった場合に、どの国の言語で画面に出力するか、どの文字コードで出力するかを指定するものです。
PerlでWebシステム開発環境を構築する場合は、ロケールの設定は、デフォルトの設定でよく、必要がないと感じます。
その理由は、Perlプログラミング言語は、文字コードに関して、OSフラット、ロケールフラットだからです。
(本当に大丈夫かどうかは、2020年5月13日時点では未確認。)
ロケールの確認
localectlコマンドで、現在のロケールを確認できます。
localectl
以下のように現在設定されているロケールが表示されます。デフォルトでは「C.UTF-8」です。初期インストールの状態で、シェルでは、UTF-8で入力・出力が行えます。
System Locale: LANG=C.UTF-8 VC Keymap: n/a X11 Layout: us X11 Model: pc105
利用可能なロケールの一覧
利用可能なロケールの一覧を表示するには「localectl list-locales」コマンドを使用します。
localectl list-locales
C.UTF-8 en_US.utf8
どうやら日本語で利用可能なロケールは、ないようです。
ロケールのインストール
ロケールをインストールしてみましょう。aptコマンドで、日本語パッケージをダウンロードします。sodoを使って管理者権限で実行します。
sudo apt install language-pack-ja
もう一度利用可能なロケールを確認。
localectl list-locales</pre> 「ja_JP.utf8」が追加されています。 <pre> C.UTF-8 en_US.utf8 ja_JP.utf8
ロケールの変更
ロケールを変更しましょう。ロケールを変更するには「localectl set-locale」コマンドを使用します。sudoコマンドで管理者権限で実行します。
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8