Apacheの設定ファイルをGitで管理する

UbuntuのApacheの設定ファイルは、Gitで管理しやすいようになっているので、Gitで管理してみましょう。

cd /etc/apache2

Gitリポジトリの初期化

Gitリポジトリとして初期化するには「git init」を使用します。

sudo git init

.gitignoreの作成

conf-enabled, mods-enabled, sites-enabledは、環境ごとに有効になっている設定ファイルですので、.gitignoreを使ってGitの管理からはずしましょう。viコマンドで、編集します。

sudo vi .gitignore

以下の設定を記述します。これでconf-enabled, mods-enabled, sites-enabledは、Gitの管理からはずれます。

*-enable

管理方法のコツ

apache2.conf, envvars, magic, ports.confは、デフォルトのまま手を加えないのがお勧めです。

xxx-availableに、開発環境と本番環境におけるすべての設定ファイルを、含めてしまいましょう。

ステージング環境に乗せる

次に、「git addコマンド」を使って、管理したいファイルをステージング環境に載せます。カレントディレクトリ以下のすべてのファイルをステージング環境に乗せるには「.」を指定します。

sudo git add .

ステージング環境に乗ったファイルを「git statusコマンド」で確認しましょう。

sudo git status

間違ってしまった場合は「git reset」でいったん元に戻しましょう。

sudo git reset

正しくステージングされていたら、最後にコミットです。

sudo git commit -m "first commit"

Githubなどのリモートリポジトリにpushしましょう。リモートリポジトリからの取り込み、リモートリポジトリへの反映については、別の場所で扱います。

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